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閑馬の離れ
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佐野市の山の麓に建つ小さな離れの計画
築70年以上の母屋に自然な感じで取り付くように増築した
離れへの渡り廊下はガラス張りとし、廊下自体を明るく、抜けた感じを出し
竹のルーバーが周囲の風景と母屋・離れとの調和をとっている
古い家に住むために、小さな離れをつくる
取り壊して新築を建てるよりも低コストでありながらも快適な空間を手に入れることができる
なかなか新築を建てるのが難しい現代において、離れは一つの住まい方として理にかなっていると思う
代々の家・土地を守りながらも新たな要素を入れていくこと
それはその家族の歴史であり、そこにだけの風景を作り出していく
この家が、5年後・10年後にどんどん魅力的な場所になっていって欲しいですね
設計:海發建築設計事務所
施工:(有)岡村建業
写真:竹内 慎
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