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下皆川の家
2023年10月号 住宅建築掲載




















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里山の麓、静かな集落に寄り添う二世帯住宅
母屋と離れを下屋がつなぎ、重なり合う屋根が肩を寄せ合うような佇まいを生む
外壁の唐松板は時を経て灰色に変わり、
やがて集落の風景に静かに馴染んでいく
昼は木漏れ日が床に映り、夕暮れには障子の灯りがにじむ
光と風、四季の移ろいが日常に溶け込み、住まいを少しずつ磨き上げる
木はくすみ、石は磨かれ、畳は艶を増す
世代を越えて暮らしを結び、やがて集落の一部となる
設計:海發建築設計事務所
施工:(有)岡村建業
写真:藤本一貴
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